動画を使った極めて秀逸な商品・サービスのストーリーセールス

動画を使ったストーリーセールス

あなたの商品・サービスのターゲットとなるお客さまは、どんな人ですか?

あなたの商品・サービスは、そのお客さまのどんな課題や悩みを解決できますか?

まずは、この2つの問いに対して、あなたは明確な答えを持っていますか?

もし、持っているのならば、これから紹介する「動画を使ったストーリーセールス」であなたの商品・サービスが飛躍的に売れるようになるかもしれません。

まずは、こちらの動画をご覧ください。


動画がこちら

いかがでしたか?

この動画の最終目的は「商品を売ること」

なんとなく理解できましたか?この動画の最終目的は、温熱シートのセールスです。

しかし、商品・サービスに関する説明は一切ありません。

トータルで5分程度の動画ですが、商品についての紹介は最後のわずか数秒だけです。

たった、数秒だけですがこの温熱シートを妻の為に買ってもいいかな?と思いませんでしたか?

最初の動画の始まりは、
「女性と男性ではどちらが重いもの持っているでしょうか?」という内容です。

最終目的である商品のセールスとは、全くかけ離れたタイトルです。

しかし、この最初の始まり、
「女性と男性ではどちらが重いもの持っているでしょうか?」
このタイトルで、
どんな内容だろう?
そういえばどっちだろう?
と、、、動画の先の内容が気になりませんでしたか?
ついつい、最後まで見てしまったのではないでしょうか?

隠された売るためのテクニック

ここにはいくつかのテクニックが隠されていますが、
最後に「?」をつけることで、人間は本能的に答えを探そうとします。

この本能(行動心理)に訴求することで、
この動画の先を見ようという強い動機付けがされています。

このあたりはテクニック的なモノなので、
また日を改めてお伝えさせていただきます。

今回のこの動画を見て頂いて、伝えたいことは、
「ストーリー」です。

少し想像してみてください

例えば、
この商品である温熱シートを薬局で見かけた場合、
ここで紹介した動画を見た上でこの温熱シートを見かけた場合と、
まったく知らずにこの温熱シートを見かけた場合とでは、
この温熱シートに対してどんな印象を持つと思いますか?

おそらく、ここで紹介した動画を見てからこの温熱シートを見つけた方が、
飛躍的に買う確率が上がると思いませんか?

さらに買う確率が上がるのは疲れを感じている妻本人ではなく、
実は夫の方です。

いろいろなセールス手法がありますが、この動画の内容は、
商品を使ってほしいターゲットと行動してほしいターゲットを別けてストーリーを
設計しています。

使ってほしいターゲットは「妻」
行動してほしいターゲットは「夫」

行動してほしい具体的な内容とは、
「この温熱シートを普段、重いもの持って疲れている妻の為に買ってほしい」
という事です。

主婦は自分の為となると「もったいない」という気持ちが先にたち、
自分ではなかなかこのような商品を買おうとしません。

いくらメインターゲットである「妻」に対して行動して欲しいメッセージ、ストーリーを設計してもなかなか行動に移してもらうには困難です。

人は自分の事よりも、人の為になる事の方が強い動機になる

一方、夫の方はというと、、、

人は自分の事よりも、人の為になる事の方が強い動機づけがされます。

よって、メインターゲットである妻を動かすのではなく、
行動させるターゲットを旦那にすり替えることで購入ハードルを低くしています。

更にこの動画の凄いところは、SNSなどで拡散性がかなり強いという事です。

ただの商品・サービスの紹介動画であれば、ここまでの再生回数は稼げなかったはずです。

「女性と男性ではどちらが重いもの持っているでしょうか?」
というタイトルにする事で社会性が強く、意外性も含めた内容に仕上げることで、
拡散性をアップさせています。

拡散用のコンテンツが、こちら

とても、秀逸ですね。

このようにマーケティング、セールス、そして拡散性までを事前に設計して、
この動画を作った人はとても優れたマーケッターですね。

他にも、この動画にはいくつもマーケティングやセールスに欠かせない要素が盛り込まれていました。

私も参考にすべき点が数多くありました。

ただ、マーケティング、セールスの効果を上げるためには、もう少しモノ足りない要素もいくつかありました。

そのあたりは、また後日お伝えします。

皆さんも是非、この動画が意図するマーケティング、セールスをあなたの商品・サービスに活かしてみてください。

きっと、これまでとは違うマーケティング、セールスができるようになるはずです。