優秀な人材採用よりも大切な「有害人材」の見分け方

優秀な人材採用よりも大切な「有害人材」の見分け方。

有害人材を雇ってしまうと、周りの社員にも悪影響を及ぼしてしまう。

では、どのような人材はあなたの会社にとって有害な人材なのだとうか?

あなたの会社の中にはどんな人材がいますか?
・とても優秀で何も言わなくて率先して仕事を遂行するタイプ
・自分で考えて動く事は苦手でも、言われた事はきっちり行う真面目なタイプ
・あまり深くは考えず、まずは行動に移すタイプ
・言われた事はそれなりにやるけれど、工夫もなくあまりやる気も感じられないタイプ

このようにいろんなタイプのスタッフや社員がいませんか?

おそらく勉強熱心な皆さんならご存知だと思いますが、
8:2の法則がこの人材にも当てはまることがあります。

会社に適した優秀な人材が2割、その他が8割。

実はこの反対もあります。

つまり、2割の有害な人材とその他の人材。。。

これを考えると、
2割の優秀な人材
6割のしっかりと業務を遂行してくれる人材
そして、2割の会社にとって有害な人材。

これは、数十人、数百人を抱える企業であれば、
実際にこういった状況はよくあるケースです。

そこで大切になるのが、この2割の有害な人材が
残りの8割に影響を与えないように注意をしなければならない。

上記の6割の中間層はTOP2割に引き上げられる人材もいれば、
会社にとって有害な2割に引き下ろされる事もある。

人事や会社としてやるなければならない事は、
会社にとって有害な2割が、
どのような性格、考え方、価値観を持っているのか?

そして、そういった人材はどんあ経緯で
あなたの会社に入社したのか?

また、その会社にとって有害な人材は、
なぜそのような人材になってしまったのか?

会社の教育システムや人事評価など、
彼らのやる気を失わせるような取り組みは無かったのだろうか?

彼らはあなたの会社以外に、そして、今の仕事以外に
やりたい事や興味がある事がないか?
などをヒアリングする事が大切です。

あなたの会社にとって有害な人材が
決してどこの会社でもそういった人材になってしまうという事は無い。

必ず自分に合う会社、自分に合う仕事があるはずだ。
会社にとっても、その方にとってもただ自分に合っていないだけで、
もう少し自分知り、努力をすれば必ず自分にあった会社でTOP2割の人材に
変身する事はできる。

次に大事な事は、このようなあなたの会社にとって
有害な人材を今後採用しないように注意する事が大切だ。

先ほどの、
あなたの会社にとって有害な人材は、
どのような性格、考え方、価値観を持っているのか?
を改めて見直し、このような人材を面接、採用の段階で、
排除していく必要がある。

さらに、採用直後や数ヶ月、数年は
会社にとって最適な人材でも、
なんらかの原因で、
有害な人材に変わってしまった場合は、
必ず会社の人事システムか、もしくは本人に何らかの変化があったに違いない。
その場合は、やはりヒアリングや面談の機会を設け原因を探すことが大切です。